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【感想】ビブリア古書堂の事件手帖

1月頭に購入して読み終えていたんですが、なかなか感想を書く時間が無く、そのままズルズルと先延ばしにしている間に、本屋大賞のノミネート作品に選ばれたというニュースを聞いて驚きました。

本屋大賞って文庫本も対象だったんですね!!まあ、考えてみれば当然なんですが。

というわけで、今更ながら感想を書いていこうと思います。

まずは、あらすじとネタバレ無しの感想を少し。

【1巻】
MW文庫HPより
 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
 だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
 これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。


【2巻】
MW文庫HPより
 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。
 変わらないことも一つある──それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき──。

 

あらすじにもある通り、古本屋が舞台(といったら少し語弊があるんですが)のお話しです。

主人公は就職活動がうまくいってない大学生で、古本屋の主人栞子さんがヒロイン(巨乳)です。

ジャンルとしてはミステリーになるのかな。

栞子さんが膨大な本に関する知識を利用していろいろな謎を解き明かしていくという物語です。

「安楽椅子探偵」に近く、主人公が栞子さんの助手としてそれをサポートしていきます。

古本屋ということでいろいろな本(小説に留まらず、漫画なども)に関する知識が多く出てくるので、それを目当てに読んでみるのも面白いかもしれません。

あと、ここが重要なんですが、栞子さんが可愛すぎます!!笑

こんな書店に就職したいですね~(`・ω・´)

どこかにないですか??


と、まあ大雑把な本の紹介と感想はここまでにして、以下からネタバレありの感想を書いていこうと思います。

念のためご注意を。


【1巻感想】

主人公と栞子さんが出会う話がまず衝撃的ですよね。

まさか過去のトラウマと主人公の出生の秘密が繋がるなんて・・・。驚きました。

「それから」と本の状態だけで、あそこまで推理できる栞子さん半端無いです!!

セドリ屋の話は結構お気に入り。

周囲からどう思われてるかしらないけど、こういう出会いっていいですよね。

勝気な女の子なんてこれ以上最高のものはないというのに、あの男の子は全く分かってない!

だから、あんな結果になってしまうんですよ!!

ちなみに、現住建造物放火って刑法でもかなりの大罪なんで、未遂、少年ということを換算しても、かなり厳しい罰を受けることになるんじゃないでしょうか。

八つ当たりでここまでするなんてね。

これが若さか・・・

論理学入門は最後の「三段論法」が素敵でした。

あんな奥さん欲しいよね。お互いのことを尊重しあえる関係って素晴らしいと思います。

そして、最後、「晩年」の話。

栞子さんが入院してるのは何か足の病気なんだろうなあと勝手に想像していたので、事故(事件)だと知った時は少し驚きました。

さらに、その事件の犯人に「お前かよー!!!」と驚かされました!笑

完全に一瞬出てくるだけのモブキャラだと思ってたんでね。

こういう作品では登場人物全員を疑ってかかるのが鉄則なんですが、それにしても意表をつかれました。

栞子さんは本当に凄い人だわ。


てか、最後に主人公が怒った理由が、

『声、背の高さが自分に似てる』って書いてあったんで「自分のことも疑ってたんじゃないか」という理由だと思ったんですが、さすがにそれは無かったみたいで安心しました。

もしそうだったら、完全に栞子さんは腹黒い人って事になりますからね。

「原本を見せたのも反応を確かめるためだった」とかだったら・・・



【2巻感想】

1巻の最後から考えても、当然こうなるよね。

しかし、社会に出るって厳しいですな~(迫真


「時計仕掛けのオレンジ」は載ってる原文を読む限り、自分も途中で投げ出してしまいそう!笑

この話の中で何が凄いって、人に「この本面白そう」と思わせた栞子さんの読書感想文の出来ですよね。

本を読むことで鍛えられてた能力なんでしょうか。本当にスペック高すぎです!!

昔主人公と付き合ってた女の子が出てくる「サラリーマン川柳」は全体的に温かい話でした。

人間関係って難しいね。

あと、思春期の男の子は高嶺の花よりも近づいてくる女の子に弱いってのは本当だぞ!笑

漫画「ユートピア」の話は、栞子さんの黒さ?みたいなものが少し出てきたり。

ただ、こればかりはどうなんでしょうね?「商売」をしている以上、当然のような気もしますが。

ましてや好きなものな訳ですからね、、、う~ん。

お母さんはどう考えていたのか気になります。本当に栞子さんの言ってる通りの人なのかな?

このあたりは続編に期待ですね。



各巻の感想は以上です。

シリーズものというのはだいたい1巻が面白くて、2巻はあまり・・・ってなることが多いですが、『ビブリオ古書堂』に関してはむしろ2巻の方が面白かったです。

栞子さんの可愛さも1巻よりも2巻の方がアップしてますし!!笑

本に関する様々な知識も面白いので、3巻にも期待してます。


本屋大賞にノミネートされたことで、MW文庫の認知度がより一層高まるといいんですけどね。

綾崎さんの『花鳥風月シリーズ』も面白いので、オススメです!


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